【動画】【世界遺産】ケオラデオ国立公園で見た鳥~後編~

■キングフィッシャー(カワセミ)(英名:Common kingfisher



お寺を出た後、しばらくまた舗装道路を直進するとガイドが鳥を見つけた。それは待望の「Kingfisher」だった。インドのビールと言えばキングフィッシャー。僕がこの公園で見たい鳥No.1の鳥を見ることができて満足した。


日本に帰って調べると、キングフィッシャーというのはただのカワセミだという事を知り、ちょっと残念だった。インド固有の珍しい鳥という固定概念が覆されたからである。

ケオラデオ国立公園に来る前日、タージマハル観光を終えた後、暑かったのでエアコン付きのレストランで休むことにした。まことさんとビールを飲むことにして、その時飲んだのがまさしくキングフィッシャーだった。

■サンバー(英名:Samber Deer

サンバーというのは、シカのことである。

キングフィッシャーがいた反対側に大きな池(湿地)があり、そこで雄のシカが草を食べていた。


さらによく見ると、近くにもう1匹シカがいた。食べる草も沢山あって、ちょうど良い深さの水場がある。シカにとって暮らしやすい環境なんだと思う。 多分この辺にいつもいるから、いつ行っても見れるんじゃないかな。


むしゃむしゃと美味しそうに草を食べていて、よく見るといいお肉がついていますね。 この動画は、ガイドが用意してくれた単眼鏡で、スマホカメラでガイドが撮ってくれたもの。スマホをもっていくと、ガイドが単眼鏡を通して鳥の写真を撮ってくれる。しかしその裏で、「ああ、このサービスもチップのネタにするんやろなぁ・・・。」と思ってしまう自分がいて、そんな自分が残念だった。

■インドトキコウ(英名:Painted Stork)のコロニー

最大の見どころはこのインドトキコウのコロニーだった。まさにテレビで見るようなコロニーと言った感じで、沢山のインドトキコウが繁殖を行っていた。沼というか池の中にちょうど鳥がとまりそうな樹が立っていて、インドトキコウが巣を作っている。

ガイド曰く、このコロニーは世界最大のインドトキコウのコロニーとのこと。静かな公園内のこの一角はインドトキコウの鳴き声で満ちていた。

ガイドが鳥ごとに動画や写真を撮ってくれるので、どんどんお願いしましょう。真ん中の鳥の足元に巣があるのが終わり頂けますか?

■野鳥の楽園を訪問しよう

紹介した鳥、動物以外にもタカ(鷹)とかサギとかの鳥がいて、僕たちを楽しませてくれました。 どの季節でも沢山の鳥がいると思います。冬(12月~2月くらい)が本当のシーズンとガイドは言ってたので、また季節を変えて訪問したいと思いました。

ケオラデオ国立公園はBharatpur(バラトプール)という市にあるのですが、バラトプールにはホテルがあるので、気合いの入った観光客は泊まりがけで複数日かけて公園を回る人もいるようです。

地球の歩き方にも載っていないこのケオラデオ国立公園。しかし立派な世界遺産であり、貴重な自然遺産である。アーグラでタージマハルを見て満足するのもいいが、ぜひもう1日とって足を延ばして欲しい。午前中にケオラデオ国立公園、午後からファティプル・シークリというコースがおススメ。

>> アーグラから日帰りでのケオラデオ国立公園への行き方
>>【動画】【世界遺産】ケオラデオ国立公園の楽しみ方・見た鳥~前編~

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