大学を卒業後に就職せず世界旅行に出た男は17年後どうなったか
私は琉球大学を2008年春に卒業した。 2008年〜2009年は地元でバイトして100万円貯金した。 2009年の春、満を持して世界旅行に出かけた。 2010年の春、帰国した。 2010年の春、1ヶ月後には上京した。 そしたら リーマンショック が起きた。 基金訓練 という、職業訓練をしながら月16万円ほどもらえる制度が始まった。 2011年冬から夏は基金訓練でITスクールに通った。 そこでPHPやHTMLやSQLを習得した。 2011年秋に就職した。IT業界にデビューだ。 2012年秋には結婚した。基金訓練で出会った女性だ。 2013年秋には子どもが生まれた。 2015年には2人目の子どもが生まれた。 今は2025年、子どもは小学5年生と6年生だ。 2人とも中学受験のために毎日勉強をしている。 今、私はカフェでこの記事を書いている。 隣には6年生の子どもがいて、模試のための勉強をしている。 普通のパパになってしまった。 会社は早々に見切りをつけてITフリーランスになった。 今では単価100万円を超えた。 日本全体で見ると高所得世帯である。 あれから17年、もうすぐ40歳になる。 ここまでの人生を振り返ってどうなのか。 大学を出て就職せずにバックパッカーをするところまでは良かった。 しかしその先は普通の人生になってしまった。 私の人生のピークは間違いなくバックパッカー時代にあったと言える。 本当にバックパッカーをやっておいて良かった。 もしあなたが迷っているなら、迷わず行くべきだ。 それ以外にやることはない。 今行かないと、今後も行かない可能性が高いだろう。